こんにちは。
今日は潰瘍性大腸炎で入院することになった際の準備についてのまとめです。
初めて入院を経験するかたのお役に立てればと思います。
入院生活での準備物
潰瘍性大腸炎に限らず一般的な入院の際の話ですが、入院生活を送るうえで準備すべきものが多くあります。
というか、病室にはほとんど何もないことを想定して、準備しましょう。
病室にあるもの(病院側で準備されるもの)
- ベッド
- 寝具(掛け布団、まくらなど)
- 床頭台(テレビ、冷蔵庫、貴重品ボックスが1セットになったもの)
病院によると思いますがだいたいこれくらいです。ほとんど何もないと言っていいでしょう。
寝具のシーツ交換は定期的(週一回など)に行われます。
テレビ・冷蔵庫について
テレビの視聴と、冷蔵庫の冷却機能をオンにするのは有料です。
通常、このような感じでテレビ台と冷蔵庫がセットになったものに、購入したテレビカードを挿入して利用します。(台の中ほどにカード挿入口と操作ボタンのようなものがありますね)
参考までに、私が入院していた病院の例を書いておきます。どこも大差ないでしょう。
テレビカード 1000円 1000度数
- テレビ視聴:1分あたり1度数 :カード1枚で16時間ちょっと視聴可能
- 冷蔵庫:1日(24時間)あたり 200度数 :カード1枚で5日間使用可能
※テレビカードは病棟内の販売機で購入できます。
※度数が残ったら精算できます。
準備すべきもの【必須】
次は私がたちが持参するものです。まずは、必ず必要なものから。
実際に僕が入院中使っていたものはリンクを貼って紹介しています。
書類・筆記用具
● 健康保険証
● 特定疾患受給者証、限度額認定証など(お持ちの場合)
● 入院申込書など病院から指示された書類
● 筆記用具:簡単なメモが取れるノート、ボールペンなど
衣類・履物
入院生活中に普段着るものです。
● 着替え:寝間着、パジャマなど
● 下着:パンツ、シャツ、靴下など
● 病棟内で履くもの:スリッパのようなもの
- 開きの服がオススメです。
- 。病棟に洗濯機と乾燥機が設置してあります。コインランドリーのように、洗濯1回100円、乾燥1回(30分)100円といった感じで硬貨を投入して利用します。
- と下着は3~5日分ほどあればいいと思います。
洗面用品・入浴用品
自分の身体を清潔に保つためのものです。
● 洗面用品:歯ブラシ、歯みがき、コップ、髭剃り(男性)、化粧品(女性)など
● 入浴用品:シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗顔料など
● タオル
- タオルは入浴用のものと、洗面用のもの数枚があればいいです。
- ドライヤーは病院にあると思いますが、確認してください。
日用品
● 食事時に使うもの:はし、スプーンなど
● 通信機器とその充電器
● メガネ、コンタクトなど
● 現在服用している薬(※)
● 現金:自販機、洗濯機・乾燥機、テレビカード購入用
● イヤホン:テレビ視聴用
● 爪切り、耳かき、綿棒など
※注意
- 常用している薬は一応持参はしますが、勝手に飲んではいけません。必ず入院先の主治医の指示に従いましょう。
- 円札と硬貨にくずしておくのをお勧めします。また、病室に大金を置いておくのは控えましょう。
- 携帯電話の使用は各病院のルールに従ってください。
準備すべきもの【オススメ・あると便利】
ここからは必須ではないけど、あると便利なものです。個人的な体験をもとにオススメするものがほとんどです。
便利グッズ、長期入院で必要になってくるもの
たぶん必要だろうと思われたら初めから用意していきましょう。
● 耳栓:寝れない時、同室人がうるさい時のため
● ティッシュペーパー、ウェットティッシュ:必須といってもいいです
● 使い捨てマスク:免疫力が落ちているので、感染症予防に。
● 手鏡、小さいハサミ、カミソリなど:長期入院だと眉毛、鼻毛も伸びてきます。
● イヤホン延長用コード:寝ながらテレビを見るとき用
● マルチ電源タップ:いろいろな機器があると電源コンセントが足りなくなります。
●時計、カレンダー
●印鑑
暇つぶし
潰瘍性大腸炎の入院は長期に渡ることも多いです。入院生活は暇との闘いでもありますね。
ちなみに、携帯電話・スマートフォンはもはやなくてはならないので、必須のほうに入れました。ルールを守って使用しましょう。
● 本、雑誌(紙):定番ですね。普段読めない大作に挑戦するのもありです。
● 電子書籍リーダー:紙の本はかさばるので、電子書籍をおすすめします。スマートフォンの電子書籍アプリでも読めます。
● 音楽再生プレーヤー:iPodなど。こちらも最近ではスマートフォンで音楽を聴く方が多いですね。
● スマートフォン予備機:なにかとスマートフォンを使っているとすぐに電池切れになってしまいます。僕はだいたい2台体制です。
● ノートパソコン:あればいろいろ出来て便利ですが、持込の可否は病院へ確認してください。
● 携帯ゲーム:僕はDSやってましたね。
● WiFiルーター:携帯の契約通信回線を使っていたら、結構すぐに上限まで到達してしまいます。国内向けWiFiルーターのレンタルサービスを利用すると便利です。
入院生活の準備をするうえでの注意
最後に注意です。
1.収納スペースは限られている
置いておくスペースは限られています。
なるべく省スペースになるように持ち込むものは厳選しましょう。
2. 病院に購入できる場所があるか事前に確認しておく
病院の売店やコンビニ等が併設されていないか確認しておきましょう。
あとから必要に応じて買い足せる場合は、最初にあれこれ持ち込む必要はありません。
3. 協力者を確保する
あとからこれが必要になったということはよくあります。
必要なものを病院外で調達してきて貰ったり、自宅に取りにいってもらったり、事務書類の発送をおねがいしたりできる頼れる人が入院生活には必須です。
4. 通販を利用したい場合
Amazonなどで、必要なものを買って病院で受取ができれば便利です。その場合、必ず事前に病院に荷物を受け取ってもらえるか確認しましょう。また、受取可能な場合もいったん病院の荷物受取り窓口やナースステーションを介して受け取ることになるので、料金の着払いや代引きはやめましょう。宛名は、わかりやすく記入しましょう。
例)○○病院○○科△△病棟□□号室(名前)宛
5. 入院セットを準備しておく
潰瘍性大腸炎の患者さんは、何度も入退院を繰り返す場合が多いです。
入院時にあわてて準備する必要が無いように、ボストンバッグに必要な物を一式準備しておくと安心です。念のため、サポートしてくれる人にも、置き場所を伝えておきましょう。
以上です。
入院生活はできれば避けたいですね。
しかしもし必要になった場合は、この記事がなるべくストレスのない入院生活の助けになるように祈っています。
<おわり>