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【ニュース】プラスチック容器中の化合物が炎症性腸疾患(IBD)を悪化させる可能性

ニュース内容

BioQuick news | 2018年7月24日

記事タイトルの通りです。

ビスフェノールA(BPA)という、プラスチック容器に含まれる化合物が、IBDを悪化させる可能性があるという研究結果が発表されました。

ビスフェノールAとは?

ビスフェノールA (bisphenol A, BPA) は化学式 (CH3)2C(C6H4OH)2 の有機化合物である。白色の固体であり、有機溶媒に溶けるが水には溶けにくい。2つのフェノール部位を持っており、ポリカーボネートやエポキシ樹脂をはじめ、さまざまなプラスチックの合成に使われている。

BPAについて簡単に調べたところ、IBDに限らず様々な健康への懸念が指摘されているようです。

なお、原論文は下記で読めます。英語ですが、Google翻訳でもある程度意味がわかります。

 

『Bisphenol-A alters microbiota metabolites derived from aromatic amino acids and worsens disease activity during colitis』

(ビスフェノール-Aは、芳香族アミノ酸に由来する微生物代謝産物を変化させ、大腸炎中の疾患活性を悪化させる)

Jennifer AA DeLuca, Kimberly F Allred, Rani Menon, Rebekah Riordan, Brad R Weeks, Arul Jayaraman, Clinton D Allred

2018年6月6日 発表

所感

まぁこういうのは生活する上で完全に遮断することは事実上不可能ですが、IBDの研究が進むのは喜ばしいことです。

IBD患者の急速な増加は、何かしらの外的要因が原因であることは間違いないでしょう。

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